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展示会の服装メンズ完全ガイド|スーツ?オフィスカジュアル?一日歩いても疲れにくい正解コーデ

「展示会に参加することになったけれど、スーツで行くべきか、オフィスカジュアルでいいのか判断がつかない」 「広い会場を一日中歩き回ったら、午後にはクタクタになりそうで不安」

——そんな悩みを抱えている男性は多いのではないでしょうか。

展示会は通常のオフィスワークとは異なる独特の場であり、服装選びの「正解」がわかりにくいのが実情です。

私たちmy day編集部は、30〜50代の忙しいビジネスパーソンに向けて、業界別・立場別(出展者/来場者)の服装マナーの基本から、「きちんと見え×疲れにくさ」を両立する具体的コーディネート例、季節別の着こなしポイントまでを一挙に解説します。

この記事1本で展示会当日の服装に迷わなくなり、好印象と快適さの両方を手に入れていただけるはずです。

展示会の服装、なぜ迷う?まず押さえるべき3つの基本マナー

展示会の服装選びが難しいのは、明確なドレスコードが存在しないケースがほとんどだからです。

結婚式なら「フォーマル」、オフィスなら「スーツ」と即答できますよね。 けど、展示会はビジネスの場でありながらイベント的な側面も持ち合わせている。 だから判断基準が曖昧になりがちなんです。

カスタマーサポートに寄せられる質問で多いのが、「来週の展示会、何を着ていけばいいですか?」という切実な声。 POPUPイベントでお会いしたお客様からも「展示会のたびに毎回悩む」というお話を頻繁にいただきます。

そこでまず、展示会の服装選びで最低限押さえておくべき3つの基本マナーを整理しましょう。

展示会の服装が企業イメージを左右する理由

展示会は短時間で多くの人と接点を持つ場です。 服装は、名刺を交換する前から相手に伝わる「無言の名刺」として機能します。

これ、大げさに聞こえるかもしれません。 でも、心理学の観点からもしっかり裏付けられています。

メラビアンの法則によれば、コミュニケーションにおいて視覚情報(表情や態度)が55%、聴覚情報(声のトーンや話し方)が38%、言語情報(話の内容)がわずか7%の割合で影響を与えるとされています。 さらに、マイナビキャリアリサーチLab(2025年)の解説では、人の第一印象は約3〜5秒で決まるとのこと。

つまり、展示会のブースに近づいた瞬間、あるいは名刺交換で手を差し出した瞬間に、服装を含む視覚情報が相手の印象を大きく左右するわけです。

出展者の場合、スタッフの服装は会社の第一印象そのもの。 来場者の場合も、ラフすぎる服装は「商談に本気ではない」という印象を与えかねません。

服装一つで商談のスタートラインが変わる——この事実をまず認識しておくことが大切です。

迷ったらスーツ?業界別の「正解ライン」

服装に迷った場合の判断基準は、参加する展示会の業界によって大きく異なります。 IT・SaaS系ではビジネスカジュアルが許容されやすい一方、金融・製造・医療系ではスーツにネクタイを合わせる方が安心です。

以下に業界別の目安を整理しました。

フォーマル寄り(スーツ+ネクタイ推奨)

  • 金融・保険・証券

  • 医療・製薬

  • 製造業(重工業・素材メーカー)

  • 官公庁関連

ビジネスカジュアルOK(ジャケット+シャツ+スラックス)

  • IT・SaaS・テクノロジー

  • スタートアップ・ベンチャー

  • マーケティング・広告

自由度高め(ブランドイメージに合わせる)

  • アパレル・ファッション

  • デザイン・クリエイティブ

  • エンターテインメント

ただし、ここで覚えておいてほしいのが一つ。 「少しフォーマルすぎたかな」は問題にならないけれど、「カジュアルすぎた」は商談機会の損失につながるということ。

迷ったら、カジュアルに寄せるよりも少しきちんとした服装を選ぶ方が無難です。

展示会の服装でよくある3つの誤解

お客様からいただいた声をもとに、展示会の服装に関する代表的な誤解を3つ挙げます。

誤解①「展示会は全員スーツが常識」

…実は違います。 オクテット(2026年)でも「2026年を迎え、ビジネススタイルは以前にも増してカジュアルな方向へと進んでいる」と解説されているように、展示会のカジュアル化は確実に進行中。 業界や展示会の性格を見極めたうえで、ビジネスカジュアルを選ぶのも立派な正解です。

誤解②「来場者は何を着てもOK」

来場者として参加する場合、出展スタッフほど厳格なドレスコードはありません。 しかし、ビジネスの場であることには変わりない——サクラアルカス(2026年)の指摘のとおり、ラフすぎる服装は商談のチャンスを逃すリスクがあります。

誤解③「新品の革靴で好印象」

見た目は完璧でも、履き慣れていない靴で一日中歩き回ると靴擦れで集中力が激減します。 展示会は想像以上に歩く場。 好印象を狙うなら、足元の快適さこそ最優先するポイントです。

【出展者 vs 来場者】立場別・展示会の服装選びポイント

展示会における服装の考え方は、出展者と来場者で根本的に異なるのをご存じですか?

POPUPイベントでお会いしたお客様の中にも、「出展側と来場側で同じ服でいいのか迷った」という方が少なくありませんでした。

結論から言うと、立場が違えば、服装の設計思想そのものが変わります。

出展者スタッフの服装:ブランディングと動きやすさの両立

出展者の服装は、個人の好みではなく企業ブランディングの一環として設計する必要があります。

スタッフで同じジャケットを着用したり、ロゴ入りのTシャツやポロシャツを着用することで、他社との差別化も図れ、来場者の目を引くことができます。

出展者の服装は大きく3パターンに分かれます。

① スーツスタイル:金融・医療系など信頼感を重視する業界に最適。 商談担当者や管理職が着用するケースが多い。

② ビジネスカジュアル:ジャケット+シャツ+スラックスの組み合わせ。 IT系やBtoB展示会で主流のスタイル。

③ ユニフォーム(ロゴ入りポロシャツ・Tシャツ):ブースの視認性を高め、スタッフの一体感を演出。 実演や呼び込み担当に適している。

実際に展示会を多数運営してきた展サポ(2026年)によると、ブースのデザインや出展する製品のイメージとマッチした服装を選ぶことで統一感を持たせることができるとのこと。

ここで一つ、意外と見落とされがちなポイントを。 受付・商談担当はジャケットスタイル、呼び込み・実演担当はロゴ入りポロシャツと、役割によって服装を分ける戦略も効果的です。 ブースのメインカラーとスタッフの服装の色味を揃えると、遠くからでもブースの存在感が際立ちます。

来場者の服装:商談チャンスを逃さない「オフィスカジュアル」の正解

来場者の服装は、普段の社外打合せに行くようなスタイルが基本です。

サクラアルカス(2026年)でも紹介されているとおり、ビジネスカジュアルが近年最も多いスタイル。 ジャケットにチノパン、きれいめのシャツを合わせることで、清潔感と動きやすさを両立できます。

来場者の鉄板コーデはジャケット+シャツ+チノパン(またはスラックス)+革靴の組み合わせ。 急に商談の流れになっても、ジャケットを羽織っていれば失礼にあたりません。

情報収集が目的でフォーマルな商談の予定がない場合は、ジャケットなしのシャツスタイルでも許容されるケースはあります。 けど、念のためジャケットを持参しておくのが安心でしょう。

持ち物と服装の関係も見落とせないポイントです。 名刺入れ・スマートフォン・モバイルバッテリー・ペンなど、展示会では携帯するものが多くなります。 ジャケットの内ポケットに名刺入れ、外ポケットにスマートフォンと、収納場所を事前に決めておくとスムーズに動けます。

荷物が多い場合は、薄型のサコッシュやビジネスボディバッグを活用するのも一つの手です。

出展者・来場者共通で避けるべきNGスタイル5選

立場に関わらず、展示会で避けるべきスタイルがあります。 ぶっちゃけ、どれも「言われてみれば当然」なんですが、意外とやってしまう方が多いんです。

NG①:Tシャツ+短パン+サンダル 展示会はあくまでビジネスの場。 リゾート感のある装いは場違いな印象を与えます。

NG②:ブラックスーツ ブラックスーツは冠婚葬祭の印象が強いため、展示会には不向き。 ネイビーやチャコールグレーを選びましょう。

NG③:派手すぎる柄物シャツ・アクセサリー 個性を出したい気持ちはわかります。 けど、展示会では製品やサービスが主役。 服装が目立ちすぎると本末転倒です。

NG④:新品で履き慣れていない革靴 前述のとおり、靴擦れは一日のパフォーマンスを台無しにします。

NG⑤:季節感のない素材・色使い 会場内は空調が効いていますが、会場の外や移動中の気温も考慮して季節に合った素材を選ぶことが大切です。

一日歩いても疲れない!展示会向けメンズアイテムの選び方

展示会の最大の特徴は、「長時間歩行」「立ちっぱなし」「会場内外の寒暖差」という3つの身体的負担が同時にかかること。

販売データを見ると、展示会シーズンの前にストレッチパンツや軽量ジャケットの購入が増える傾向があり、多くの方が「快適に過ごせる服」を求めていることがわかります。

お客様からいただいた声では「見た目はきちんとしていたいけれど、動きやすさも譲れない」という要望が圧倒的。 で、ここからが本題。 「きちんと見え×疲れにくさ」を両立するアイテム選びの具体的な基準をお伝えします。

ジャケット:軽量×ストレッチで「着ている感覚ゼロ」を目指す

従来のウール100%テーラードジャケットは、一般的に重量が700〜900g程度。 肩への負担が長時間になると蓄積します。

一方、ポリエステル混紡やジャージー素材(=ニットのように伸縮性のある生地で仕立てたジャケット素材のこと)のテーラードジャケットなら、重量を400〜600g程度に抑えられるものが多く、着用感が格段に軽くなります。

展示会向きのジャケットを選ぶ際にチェックするのは、通気性・ストレッチ性・シワ耐性の3点。 ポリエステルが混紡されている素材はシワに強く、出張先でスーツケースから出してもそのまま着用できるメリットがあります。 ジャージー素材なら腕の曲げ伸ばしが楽で、ブースでの接客や資料の受け渡しもストレスフリー。

色はネイビーかグレーのベーシックカラーが万能です。 なぜなら、どちらも清潔感と信頼感を両立でき、パンツやシャツとの組み合わせの幅が広いから。 さらに、汗ジミが目立ちにくいという実用的なメリットもあります。

ただし、素材によっては光沢が強すぎてカジュアルに見えるものもあるため、購入前に実物を確認するのが理想的でしょう。

パンツ:ストレッチスラックスが展示会の最適解

展示会で一日中歩き回ることを考えると、パンツ選びはジャケット以上に重要です。 意外ですよね。

ストレッチパンツの最大の利点は、動きやすさと見た目のきちんと感を両立できること。 膝の曲げ伸ばしや大股での歩行が楽になり、長時間の着用でも窮屈さを感じにくくなります。

シルエットはテーパード(=裾に向かって徐々に細くなるシルエットのこと)が最適解。 AUEN(2026年)でも「テーラードジャケットやテーパードパンツなどのキレイめアイテムがトレンド継続の兆し」と解説されており、STYLE HAUS(2026年)も「完全なスキニーではなく、スリム〜テーパードのようなバランス型が主役」と指摘しています。

太もも周りにゆとりがあり、裾に向かって細くなるテーパードシルエットなら、脚長効果と歩きやすさを両方手に入れられます。

素材別の特徴も押さえておきましょう。

  • ポリエステル混:シワに強く、長時間座っても折り目が崩れにくい

  • ナイロン混:軽量で速乾性に優れ、夏場の展示会に適している

  • ウール混:上品な光沢があり、フォーマル度の高い展示会にも対応可能

ただし、ウール混はシワが入りやすい傾向があるため、ストレッチ性とのバランスを確認してから選ぶことをおすすめします。

靴:一日1万歩超えに耐えるビジネスシューズの条件

展示会での歩数は、会場の規模にもよりますが一日で1万歩を超えることも珍しくありません。

靴選びで最も重要なのは、クッション性のあるインソールが搭載されているかどうか。 足裏への衝撃を吸収するインソールがあるだけで、一日の終わりの疲労度が大きく変わります。

もし手持ちの革靴にクッション性が足りない場合は、市販の衝撃吸収インソールを別途用意する「裏ワザ」も有効。 靴を買い替えなくても、インソール一枚で快適さが向上するケースは多いものです。

そして鉄則。 履き慣れた靴で行くこと。 新品の革靴は見た目こそ美しいものの、足に馴染んでいないため靴擦れのリスクが高く、午後には歩くこと自体が苦痛になりかねません。 展示会の2週間前から新しい靴を履き慣らすか、すでに足に馴染んだ靴を選ぶのが賢明でしょう。

IT系やクリエイティブ系の展示会では、きれいめスニーカー(レザー調・モノトーンカラー)も選択肢に入ります。 ただし、金融・製造業系の展示会では革靴が無難です。

シャツ・インナー:会場の寒暖差に負けない素材選び

展示会会場は空調が効いているとはいえ、外との温度差が5〜10℃になることも珍しくありません。 この寒暖差に対応するには、シャツとインナーの素材選びがカギになります。

シャツはシワになりにくいノンアイロン素材が展示会向き。 一日中動き回っても、夕方まで清潔感をキープできます。

色は白か淡いブルーが万能。 ただし、白シャツは汗ジミが目立つリスクがあるため、汗をかきやすい方はブルー系を選ぶと安心でしょう。

インナーは季節に応じた機能性素材を選びましょう。 夏の展示会なら吸汗速乾・接触冷感素材のインナーで汗ジミ対策。 冬の展示会なら薄手の保温インナーで、シャツの下に着ても着膨れしないものが理想的です。

いずれの季節も、脱ぎ着しやすいレイヤリング(=重ね着のこと)を意識することで、会場内外の温度変化に柔軟に対応できます。

【季節別】春夏・秋冬の展示会コーディネート実例集

お客様からいただいた声で多いのが、「具体的なコーデ例が見たい」というリクエスト。

ここでは季節ごとに「明日そのまま真似できる」レベルの実例をご紹介します。 各コーデには「きちんと度」と「快適度」を5段階で評価しているので、参加する展示会の雰囲気に合わせて選んでみてください。

春夏の展示会コーデ:通気性と清涼感を最優先

春夏は汗ばむ季節のため、通気性や吸湿性の高い素材を中心に選ぶのがおすすめです。 フレッシュタウン(2025年)でも、「色味は淡いブルーやベージュなど涼しげなトーンを取り入れつつ、開襟シャツやポロシャツで程よいカジュアル感を演出すると好印象」と解説されています。

春コーデ①(フォーマル寄り)

ネイビー軽量ジャケット+白シャツ+グレーストレッチスラックス+レザーシューズ きちんと度 ★★★★☆ / 快適度 ★★★★☆

→ 金融・製造業系の展示会にも対応できる王道スタイル。 ジャケットはジャージー素材を選ぶと、見た目のきちんと感を保ちながら軽快に動けます。

春コーデ②(ビジカジ寄り)

グレーテーラードジャケット+ブルーシャツ+ネイビーチノパン+スエードシューズ きちんと度 ★★★☆☆ / 快適度 ★★★★★

→ IT系・マーケティング系の展示会に最適。 スエードシューズで季節感を出しつつ、ジャケットで品格をキープ。

夏コーデ①(ノーネクタイスタイル)

ネイビーシャツジャケット(=シャツのように薄手で軽いジャケットのこと)+白Tシャツ+グレースラックス+通気性ビジネスシューズ きちんと度 ★★★☆☆ / 快適度 ★★★★★

→ 夏の展示会で最も汎用性の高いスタイル。 インナーを吸汗速乾素材にすることで、汗ジミ対策も万全。

夏コーデ②(カジュアル系展示会向け)

ネイビーポロシャツ+ベージュチノパン+きれいめスニーカー きちんと度 ★★☆☆☆ / 快適度 ★★★★★

→ IT・クリエイティブ系の展示会限定。 ポロシャツは襟付きのため、Tシャツよりもビジネス感を出せます。 ただし、フォーマルな商談が予定されている場合はジャケットを持参しておくのが安心。

夏の注意点として、接触冷感インナーの活用は必須級。 また、淡い色のシャツは汗ジミが目立ちやすいため、グレーや濃いめのブルーを選ぶか、インナーでカバーする工夫が必要です。

秋冬の展示会コーデ:防寒とスマートさの両立

ウールやカシミヤ混紡のジャケットで保温性を確保しつつ、会場内の暖房で暑くなることも想定したレイヤリングが秋冬のポイントです。

秋コーデ①(フォーマル系展示会向け)

チャコールグレースーツ+ストライプシャツ+ネクタイ+革靴 きちんと度 ★★★★★ / 快適度 ★★★☆☆

→ 重要な商談が控えている場合の鉄板。 スーツはストレッチ素材を選ぶと、長時間着用でも快適さを維持できます。

秋コーデ②(ビジカジスタイル)

ネイビージャケット+タートルネック+ダークチノパン+レザーシューズ きちんと度 ★★★★☆ / 快適度 ★★★★☆

→ ノーネクタイでもタートルネックが首元をカバーし、品のある印象に。 ジャケットを脱いでも様になるのが利点です。

冬コーデ①(フォーマル寄り)

ウールブレンドスーツ+チェスターコート+保温インナー+革靴 きちんと度 ★★★★★ / 快適度 ★★★☆☆

→ チェスターコートはスーツとの相性が抜群。 会場に入ったらコートを脱ぎ、クロークに預けるか腕にかけて行動。

冬コーデ②(機動力重視)

ステンカラーコート+ネイビージャケット+ストレッチウールパンツ+革靴 きちんと度 ★★★★☆ / 快適度 ★★★★☆

→ ステンカラーコートは軽量で脱ぎ着しやすく、展示会の移動に最適。 ジャケットの下に薄手の保温インナーを仕込むことで、コートを脱いでも寒さを感じにくい。

冬の注意点として、ダウンジャケットはカジュアルな印象が強いため、ビジネス展示会では避けたほうが無難です。 会場内は暖房で想像以上に暖かくなることが多いため、脱ぎ着しやすいアウター選びが成功のカギとなります。

30代・40代・50代|年代別の展示会ファッション攻略法

年代によって「似合う服」と「求められる印象」は変わります。 でも、どの年代にも共通して最も重要なのは何だと思いますか?

答えは「清潔感」。 これが重要。

カスタマーサポートに寄せられる質問でも「自分の年齢に合った展示会スタイルがわからない」という声は多く、ここでは年代別のポイントを整理します。

30代:「若手感」を卒業するジャケットスタイル

30代は「フレッシュさ」と「信頼感」のバランスが求められる年代。 攻めすぎず守りすぎないスタイルが理想的です。

ネイビージャケット+グレーパンツの王道セットアップは、30代の展示会スタイルの基本形。 細身シルエットで若々しさを活かしつつ、素材感で大人っぽさをプラスするのがコツです。

たとえば、同じネイビーでも光沢のあるウール混素材を選ぶと、コットン素材よりも格段に大人の印象になります。

避けるべきは、カジュアルすぎるスニーカーや、リュック通勤スタイルのまま展示会に行くこと。 POPUPイベントでお会いした30代のお客様が「普段の通勤スタイルで展示会に行ったら、周りがジャケットスタイルで浮いてしまった」とおっしゃっていたのが印象的でした。

展示会は「社外打ち合わせ」と同等の服装意識で臨むのが正解です。

40代:体型変化に効くサイズ感とシルエット選び

40代は体型変化が服装選びに直結する年代。 正直に言うと、ここで差がつきます。

最も重要なのはジャケットの肩が合っていること。 肩のラインが落ちていると、実年齢以上に老けた印象を与えてしまいます。 逆に、肩がジャストフィットしているだけで、全体の印象が引き締まるもの。 試着の際は、肩の縫い目が自分の肩先と一致しているかを確認しましょう。

パンツはウエスト周りに余裕があるテーパードシルエットが最適。 お腹周りにゆとりがありつつ、裾に向かって細くなるラインが脚をスマートに見せてくれます。 ストレッチ素材なら、食後のお腹の張りにも対応でき、一日を通して快適に過ごせるでしょう。

色選びのポイントは、ネイビーやチャコールグレーなど引き締め効果のあるダークカラーを基調にすること。 明るい色は膨張して見えやすいため、トップスやパンツのメインカラーにはダークトーンを選び、シャツやインナーで明るさを足すバランスがおすすめです。

50代:品格と余裕を感じさせる素材・色使い

50代に求められるのは、「落ち着き」と「品格」。 派手なトレンドを追うよりも、上質な素材と洗練された色使いで余裕を感じさせるスタイルが好印象です。

ウール混素材のジャケットやパンツは、上質感を演出するのに最適。 ポリエステル100%のものと比べると、光沢の質が異なり、大人の男性にふさわしい奥行きのある表情を見せてくれます。

ダークトーンの中にもグレーのグラデーション(チャコールグレーのジャケット+ミディアムグレーのパンツなど)で奥行きを出すと、単調にならず洗練された印象に。

サイズ感はジャストフィットからややゆとりが正解。 タイトすぎると窮屈な印象を与え、かえって体型の変化を強調してしまいます。

フォーマルな展示会では、ネクタイやポケットチーフで格式を上げるのも有効。 ただし、ビジネスカジュアルが主流の展示会では過度な装飾は逆効果になるため、会場の雰囲気を事前にリサーチしておくことが大切です。

お客様からいただいた声では、50代の方から「若い頃と同じサイズを無理に着ていたが、ワンサイズ上げたら見た目も着心地も良くなった」というご報告をいただくことが少なくありません。 年齢に合ったサイズ選びは、決して「諦め」ではなく「最適化」と捉えてみてください。

展示会の服装でよくある失敗5選と事前にできる対策

展示会の服装で後悔するパターンには共通点があります。

販売データを見ると、展示会後に「次回はストレッチ素材にしたい」「軽量ジャケットを探している」とお問い合わせいただくケースが多く、事前の準備がいかに重要かがわかります。

ここでは実際の体験談をもとに、よくある失敗とその対策をまとめました。

靴選びの失敗が一日を台無しにする

展示会での失敗談として最も多いのが、靴に関するもの。 「新品の革靴で行ったら、午前中で靴擦れができて午後は集中できなかった」という声は、私たちが展示会イベントに出店した際にも数多く耳にしました。

対策①:新品の革靴は展示会の最低2週間前から通勤で履き慣らす。 足に馴染ませる時間を確保することで、当日のトラブルを防げます。

対策②:クッション性のあるインソールを入れる。 既存の靴にインソールを追加するだけで、足裏への衝撃が軽減され、疲労度が大幅に変わります。 靴を買い替える予算がない場合でも、インソール投資は費用対効果が高い選択肢です。

対策③:予備の絆創膏を持参する。 万が一靴擦れが起きても、早めに対処すれば悪化を防げます。

服の機能性を見落とすと午後に後悔する

失敗④:スーツが窮屈で午後にはパフォーマンスダウン

ストレッチのないスーツを長時間着用すると、肩こりや腰痛の原因になることがあります。 特に展示会では、腕を伸ばして資料を渡す、しゃがんで製品を説明するなど、オフィスワーク以上に多様な動きが求められます。

対策としては、ストレッチ素材のセットアップを選ぶこと。 見た目は従来のスーツと変わらないのに、着用感は格段に楽になります。

失敗⑤:会場の空調で汗だくor寒すぎ

会場内外の温度差は5〜10℃になることも。 夏は冷房で冷え、冬は暖房で汗をかくという逆転現象が起きがちです。

対策は、脱ぎ着しやすいレイヤリング設計。 ジャケットの下にカーディガンやベストを挟む、シャツの下に機能性インナーを着るなど、温度調節の選択肢を複数持っておくことが重要です。

失敗⑥:ポケットが足りず名刺・スマホの置き場に困る

展示会では名刺・スマートフォン・ペン・パンフレットなど、持ち物が増えがち。 ポケットの少ないジャケットだと、手に荷物を抱えたまま商談に臨むことになりかねません。

ジャケットを選ぶ際は、内ポケット・外ポケットの数と大きさも確認しましょう。 荷物が多い場合は、ビジネス向けのサコッシュやクラッチバッグの活用も検討してみてください。

色・小物の選び方で印象が激変する

失敗⑤:ブラックスーツで冠婚葬祭感が出てしまう

前述のとおり、ブラックスーツは展示会では避けるべきカラー。 ネイビーやチャコールグレーなら、ビジネス感と親しみやすさを両立できます。

派手なネクタイやアクセサリーも、展示会では控えめにするのが賢明です。 落ち着いた色味で統一し、清潔感を最優先に。 名刺入れやペンなどの小物も、ビジネスにふさわしいシンプルなデザインを選ぶと、全体の印象がまとまります。

展示会の服装Q&A|メンズのよくある疑問10選

カスタマーサポートやPOPUPイベントでいただいた質問をもとに、展示会の服装に関するよくある疑問にお答えします。

服装の格式に関するQ&A

Q1:展示会にスーツは必須ですか?

A:必須ではありません。 ただし、業界や商材によってはスーツが適しています。 金融・医療・製造業系の展示会ではスーツが安心ですが、IT・クリエイティブ系ではビジネスカジュアルが主流。 参加する展示会の過去の写真や公式サイトを事前にチェックし、雰囲気を把握しておくのがおすすめです。

Q2:ノーネクタイでも大丈夫?

A:多くの展示会では問題ありません。 HolloMen(2026年)でも「2026年のビジネスカジュアルではノーネクタイが標準的になっており、多くのオフィスからネクタイは消えつつある」と解説されています。 ただし、重要な商談が予定されている場合は、ネクタイを一本カバンに入れておくと安心です。 必要に応じて着脱できるのがネクタイの利点でもあります。

Q3:来場者の場合、どこまでカジュアルでOK?

A:ジャケット着用のビジネスカジュアルが安全ライン。 ジャケット+シャツ+スラックス(またはチノパン)を基本に、展示会の雰囲気に応じてカジュアルダウンするのが失敗しないコツ。 Tシャツ+ジーンズまでカジュアルにすると、商談の場で信頼感を損なうリスクがあります。

Q4:展示会にスニーカーは履いていい?

A:業界・雰囲気次第です。 きれいめスニーカー(レザー調・モノトーンカラー)であれば、IT系やクリエイティブ系の展示会では許容される傾向にあります。 一方、フォーマルな展示会では革靴が無難。 迷ったら革靴を選んでおけば間違いありません。

季節・アイテムに関するQ&A

Q5:夏の展示会でジャケットなしはNG?

A:展示会の種類によります。 ポロシャツ+スラックスのスタイルが許容されるカジュアルな展示会もあれば、真夏でもジャケット着用が暗黙のルールとなっている展示会もあります。 判断に迷う場合は、薄手のジャケットを持参し、会場の雰囲気を見てから着脱するのが最も安全な方法です。

Q6:展示会で避けるべき色は?

A:ブラックスーツ(冠婚葬祭の印象)と派手な原色は避けましょう。 展示会の正解カラーはネイビー・チャコールグレー・ミディアムグレーの3色。 これらを軸にコーディネートを組めば、どの業界の展示会でも浮くことはありません。

Q7:リュックで行ってもいい?

A:ビジネスリュック(レザー調・シンプルなデザイン)ならOKです。 ただし、カジュアルなアウトドア系リュックは避けたほうが無難。 展示会ではパンフレットやサンプルを受け取ることが多いため、荷物が増えることを想定して、マチのあるトートバッグやブリーフケースを選ぶのも賢い選択です。

小物・機能性に関するQ&A

Q8:名刺入れはどこに入れる?

A:ジャケットの内ポケットが基本です。 パンツの後ろポケットに入れるのは、名刺が折れたり曲がったりする原因になるためNG。 内ポケットから名刺入れをスムーズに取り出せるよう、事前に動線を確認しておくと、商談時の所作がスマートになります。

Q9:海外の展示会では服装は違う?

A:国・業界によりますが、一般的に日本よりもカジュアル寄りの傾向があります。 HolloMen(2026年)によると、2026年のビジネスカジュアルは「襟付きシャツまたはファインゲージニット、テーラードトラウザーズまたはダークチノ、レザーローファーまたはクリーンなミニマルスニーカー、そしてオプションのアンストラクチャードブレザー」で構成され、ノーネクタイ・フルマッチングスーツなしが国際標準になりつつあるとのこと。 ただし、中東やアジアの一部地域ではフォーマル度が高い傾向があるため、渡航先の文化を事前にリサーチすることが重要です。

Q10:ストレッチパンツはビジネスの場で失礼にならない?

A:見た目がスラックスと変わらないストレッチパンツであれば、全く問題ありません。 むしろ、長時間の展示会では機能性素材のパンツを選ぶ方が、清潔感を維持しやすいというメリットがあります。 ストレッチ素材はシワになりにくい傾向があり、一日中歩き回っても膝裏のシワが目立ちにくいのも利点。 見た目の「きちんと感」と着用時の「快適さ」を両立できる、展示会に最適なアイテムと言えるでしょう。

まとめ|展示会の服装は「きちんと感×快適さ」で選ぶのが正解

展示会の服装選びで押さえるべきポイントを、最後に整理します。

① 業界・立場に合った服装の格式を選ぶ

金融・製造・医療系はスーツ、IT・クリエイティブ系はビジネスカジュアルが基本ライン。 出展者はブランディングの一環として、来場者は「社外打ち合わせ」レベルの意識で服装を決めましょう。

② ストレッチ素材・軽量ジャケットなど機能性アイテムで疲れにくさを確保

一日中歩き回る展示会では、見た目だけでなく快適さも重要。 ストレッチパンツ、軽量ジャケット、クッション性のある靴を選ぶことで、午後のパフォーマンス低下を防げます。

③ 季節・年代に合ったコーディネートで好印象を演出

春夏は通気性と清涼感、秋冬は防寒とスマートさのバランスを意識。 年代に合ったサイズ感と素材選びで、自分に最もフィットするスタイルを見つけてください。

展示会当日チェックリスト

  • □ 参加する展示会の業界・雰囲気を事前にリサーチしたか

  • □ 出展者か来場者か、立場に合った服装を選んだか

  • □ ジャケットの肩幅は合っているか

  • □ パンツはストレッチ素材か、長時間座っても快適か

  • □ 靴は履き慣れたものか(新品なら2週間前から慣らしたか)

  • □ クッション性のあるインソールを入れたか

  • □ シャツはシワになりにくい素材か

  • □ 季節に合った機能性インナーを用意したか

  • □ 脱ぎ着しやすいレイヤリングを意識したか

  • □ 名刺入れ・スマホの収納場所を決めたか

  • □ ブラックスーツや派手な柄物を避けたか

  • □ 予備の絆創膏を持参したか

展示会は、ビジネスチャンスを広げる貴重な場。 服装に迷う時間をなくし、商談や情報収集に集中できる状態をつくることが、成果を最大化する第一歩です。

私たちmy dayは「毎日同じ服を着るワーカホリックな男性のための定番服」をコンセプトに、展示会のようなビジネスシーンでも活躍する実用的なアイテムを提案しています。 迷ったときこそ、信頼できる定番アイテムが心強い味方になるはずです。

■この記事について

my day編集部|「毎日同じ服を着るワーカホリックな男性のための定番服」をコンセプトに、30-50代男性に向けた実用的なファッション情報を発信しています。ブランド設立から累計販売着数は10万着を突破。お客様の声を大切に、本当に役立つ情報だけをお届けします。

展示会を快適に過ごすためのおすすめアイテム

Bliss Long T-shirts

ジャケットのインナーとして大活躍する長袖Tシャツです。独自開発の生地により、シルクのような滑らかな着心地と高いストレッチ性を実現。一日中歩き回る展示会でもストレスを感じません。洗濯後もシワになりにくく、出張先のホテルで洗って干すだけで翌朝にはパリッとした状態で着用可能。清潔感を保ちたいビジネスシーンに最適な一着です。

詳しくはこちら

Functional Cardigan

会場内外の激しい寒暖差対策として持っておきたい高機能カーディガン。さっと羽織るだけでサマになる洗練されたデザインで、カジュアルな展示会ならジャケット代わりとしても重宝します。スラックスと合わせればフォーマルな印象も演出可能。シワを気にせず持ち運べるため、体温調節用のミドルアウターとしてカバンに入れておくと安心です。

詳しくはこちら

Bliss T-shirts

夏の展示会や、ビジネスカジュアルが推奨される場に最適な半袖Tシャツ。100回洗濯しても縮みにくい形態安定性と、毛玉になりにくい耐久性を備えており、長期間にわたって新品のような清潔感をキープします。UVカット機能も搭載しているため、会場への移動中の紫外線対策も万全。ジャケットのインナーとして着てもごわつかず、スマートなシルエットを保ちます。

詳しくはこちら